Interview

vol.20 Mar.-Apr.|2019

MCIAA マクタン セブ国際空港公社 総括マネージャー兼CEO
Mr. Steve Y. Dicdican

Mr. Steve Y. Dicdican
  • 美しいセブは私たちの誇り。多くの方に セブでの素晴らしい思い出を作ってほしい

    Mr. Steve Y. Dicdican

    ビサヤ地区とミンダナオ地区の航空業界の成長と発展を目的に、セブアノ議員Del Mar氏の提案によって誕生した「MCIAA」。民間パートナーであるGMR Megawide Cebu Airport Corporationとともに、マクタン・セブ国際空港を運営している政府機関です。

  • 手間と無駄を省き 快適な空の旅を提供

    セブの空の玄関であるマクタン・セブ国際空港。2018年には国際線専用ターミナルもオープンし、リゾートエアポートをコンセプトに最先端のサービスを提供しています。その空港を運営しているのがMCIAAです。「MCIAAでは、セキュリティと利便性のバランスを重視しています。例えば、最初の荷物スクリーニングをなくしたことで、セキュリティにかける時間や手間を減らし、混雑を回避し、飛行機の乗り降りをスムーズに行えるようにしました。とはいえ、セキュリティが甘くなってはいけませんので、すべての荷物はベルトコンベアを通して裏側で検査しています。現在使っているチェックインマシーンも完全に自動化されており、従来よりも30%、時間を短縮できています。」
    マクタン・セブ国際空港には食料品をはじめ、美容や健康に関する商品、メッセージシャツやインテリア雑貨まで、世界クラスのプロダクツが揃っています。「私たちは他のお店にない商品を作ることを目標としており、ここにしかないオリジナル商品もたくさんあります。手に取ればセブでの時間や近隣の島々で体験したことを思い出させてくれるはずです。」

  • 唯一無二の体験への入り口

    現在、マクタン・セブ国際空港に就航している航空会社は24社。セブ島近郊の観光客が増えたことにより、その数も年々増加しています。2018年には国内線の伸びが10%で、その主な目的地はマニラとダバオ。国際線の伸びは22%で、韓国や中国、そして日本が主要な目的地となっています。
    そして、セブと言えば美しい海と山々。マクタン・セブ国際空港のターミナルはセブの豊かさを表現して造られており、2カ所のターミナルそれぞれが違った雰囲気になっています。ターミナル1は、セブの壮大な山々に、ターミナル2は、セブの美しい海や波にインスパイアされています。
    「マクタン・セブ国際空港はとても美しい空港です。ですが、それはセブへの入り口に過ぎません。美しいものに囲まれたセブは私たちの誇りであり、世界トップクラスの観光地の1つだと信じています。読者をはじめ、多くの乗客の皆さんに、セブでの素晴らしい思い出をたくさん作ってほしいと思っています。」

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