vol.17 Sep.-Oct.|2018
ウェルスパ 代表取締役社長
Mr. Bang, Woo Hyeon
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経営とは、現場を知り、ニーズを学び、 店舗とスタッフが共に成長していくこと。
セブシティにて4店舗を展開する、タイ式マッサージ店Well Spa。
お客様に心地よさを提供し、セブでの素敵な思い出を
持ち帰っていただけるよう、日々研鑽を重ねています。
いわゆるお店の店舗経営と違い、大きな会社の組織と同じシステムで、
スタッフ達それぞれが専門の技術を有し、
自信を持って良いサービスを提供することを目指しています。
全てはお客様とセブのために。 -
現場を見ながら学ぶ、 手探りからのスパ経営 スタート。
「始まりは、Wellcome Hotel内に店舗を構える美容院でした。しかしその立地を考えると、スパにした方がホテルともども商売の上で効果的だと考え、今から2年前にWell Spaをオープンしました。」スタート当初は外からプロのセラピストを引き入れるという形を取っていたものの、人によって技術力が違うため全体的に「ムラ」があり、お客様へ一律に良い印象を与えることができないと気が付き、バン氏は独自の教育システムを立ち上げることにしました。
まずはタイから専門家を招き、セラピスト全員が同じレベルの技術を身に付けられる教育プログラムを作成・実施しました。しかし、その間はマイナス経営となってしまったため、その穴を埋めるために、半年の間に店舗をさらに3つ増やすという方法で乗り切りました。「教育システムには長期的な投資が必要です。一貫性のあるサービスでお客様を満足させるためには、投資を惜しまず、徹底的に教育を施すことが大切です。」と、バン氏は振り返ります。今では70人の従業員がそれぞれ専門の業務を担い、会社と同じ組織構造で全体を支えています。 -
本当の始まりはずっと前から。 心癒すセブに惹かれて。
セブでビジネスを始めたのは、12年前に旅行で尋ねた際に、癒される自分に気が付いたからだと、バン氏は言います。「将来はセブ内にフランチャイズ店を多く展開したいです。Well Spaは何より清潔さを保つ事に力を入れています。全てのお客様に、タイ式の特別なマッサージを清潔な環境で体験してもらい、セブのマッサージの中でもWell Spaは最高、来て良かった、と思ってもらえるようにしたいです。そして穏やかで助け合う事が好きなフィリピン人達のためにも、世界中の人にフィリピンの良さを伝える事ができたらいい、と思っています。」