「プロジェクトPier 88」が、リロアンのポブラシオンにて始動しました。それが完成すれば、長年悩まされているリロアンからセブシティー及びマクタン島への通勤渋滞の緩和に期待が持てます。
このプロジェクトには10億ペソが投資され、その港が建設される予定の土地、1ヘクタールの区画は、リロアンの町のバランガイ・ポブラシオンにあるセブの大司教区が所有していました。これが開港すればセブへの観光促進にも大きく期待がかかり、地域活性化につながることでしょう。
「このプロジェクトは、リロアンとメトロセブや他の主要ポートと航路を繋ぐことで、渋滞を緩和すると同時に乗客や物流業も便利になるでしょう。現在観光業はマクタンが主要となっているので、アクセスが容易になればメトロセブも活気付きます」とTopline Group of Companiesの社長兼最高経営責任者(CEO)のLim氏は語ります。
港湾開発は6〜9ヶ月以内で、遅くとも年末までには完了する予定です。Pier 88 Ventures Inc.の副社長兼CEOであるKyle Gergory Uy氏はまた、今後このつながりをどう活かしていくかが課題だと語っています。
Lim氏によると、このプロジェクトが完成すれば、地上で2時間かかっていた移動所要時間がフェリーでわずか30〜45分に短縮されると予想されています。リロアンからマクタンまでの所要時間は30分以内、リロアンからセブまでの所要時間は45分以内となります。