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国内初のエコ・エアポートの誕生で 急成長するボホールの観光業界

フィリピンニュース

02/15/2019 | 投稿者:CEBUnaviSAKURA編集部

2018年11月に、フィリピン初となるエコ・エアポート「ボホール・パングラオ国際空港」がオープンしたことを機に、ボホール州の観光業界が盛り上がりを見せています。ボホール州観光局のジョセフィン・カバララス氏は「新しく導入した空港の管理と運営方法によって、エコ・エアポートは他の国際空港と同等レベルの空港となると考えています。タグビララン空港の管理方法を知ることで、改善点が見えてきました。国際施設であれば、国際レベルのサービスが受けられるべき」と強調。今年の観光客数はさらに倍増する可能性があるため、サービスレベルを国際基準に引き上げることの重要性を訴えました。
また、空港コンサルタントのICFによると、ボホール州の観光事業は2011年から2017年にかけて25.2%、2016年から2017年にかけて30%の年間成長率を記録し、著しい成長を遂げました。ボホールで最も有名な観光地であるPanglaoは、2017年に70万4000人の観光客数を記録しています。
 「ボホール・パングラオ空港は、パングラオだけでなく州全体の経済にとっても大きな影響を与えるものと考えています」とカバラス氏。さらに、観光産業の成長は、建設、小売、食品および運輸部門の雇用創出を生み出すため、ボホールでは観光地が新たに開発されています。同氏は、「新たな観光地が加わることで、国内外からの訪問者の満足度を高めるとともに、新たな経済効果をもたらすでしょう」と述べました。

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